呑んだくれパンダとキミと

ぐわああああああああああ

【コンビニで買える】ウイスキー初心者はまず山崎と余市を飲み比べることを勧める

「ウイスキーに興味があるけど、どれを飲んだら良いのかわからない」など、よくあるブログの書き出しテンプレにピンとくるお方はいらっしゃいませんか。いや、興味がなくてもお酒飲む人なら是非1回試して欲しい飲み方があるんすよ!ウイスキーの楽しい世界が待ってるんですよ!!せっかくお酒飲むならウイスキーも楽しまないともったいない!!!

ということで、初心者にオススメする飲み方を紹介します。コンビニだけで全部準備できますよ。

 

まずはコンビニへGO!

3,000円ぐらい握りしめて近くのコンビニへ行きましょう。で、「山崎」と「余市」のミニボトルを買ってください。両方1,000円ぐらいで買えます。あと水と炭酸水、ロックアイスも買いましょう。あ、ついでにmeijiの小分けしたブラックチョコレート、もしくはPBの麦チョコ買うといいですよ、ウイスキーにすげー合いますから。

<買うものリスト>

  1. 山崎
  2. 余市
  3. ロックアイス
  4. 炭酸水
  5. チョコレート(必要なら)

 

シングルモルト 余市 700ml

シングルモルト 余市 700ml

 

 

 

まずは両方ストレートで、ちょっとだけ飲む

家に帰り着いたら、両方をストレートで飲んで見てください。

ここでいきなりですが、最初の質問です!!!

ウイスキーをストレートで飲んでみて…

  1. 「ふえぇ…飲みにくいよお…」となった
  2. 「ふえぇ…飲みにくいよお…」とならなかった

1.の方はこのまま読み進めましょう。2.の方はちょっと飛ばして、次の見出しへ。

1.だった方は「山崎」と先程買った炭酸水でハイボール作ってみてください。作り方はサントリーのサイトを参考に。おいしいハイボールの作り方が載ってます。

それでも「ふえぇ…飲みにくいよお…」となったらそもそもウイスキーが口に合わない可能性が大きい。

一方「お、これならイケるやんけ!」となったなら、ウイスキーの奥深く、そして死ぬほど楽しめる世界が待ってます。

次に「余市」のハイボールも試してみてください。飲み終わったら以下の質問に回答してみてください。

 

山崎と余市、どっちが美味しかった?

「ふえぇ…飲みにくいよお…」となった人も、そうでない人も両方飲んでみてどちらがお口に合いましたでしょうか。

「両方微妙…」ってなったなら、アレです…あのーそっ閉じしてください…

そもそもなんでこんな質問をしたかというと、誤解を承知で言いますが、世界には山崎っぽい味のウイスキーと、余市っぽい味のウイスキーがありましてですね。どちらが好みかによって、どのウイスキーが自分に合うのかが分かるという話でござんす。

で、結論を言うと山崎が好きなら「スペイサイドモルト」、余市が好きなら「アイラモルト」を断然オススメいたします。ウイスキー好きな方同意してくれるかなぁ。

 

スペイサイドモルトとは

スペイサイドモルトとは、スコットランド北東部に位置するスペイサイド地方で作られるウイスキーのこと(正確にはスコッチ*1)。同地域にはシングルモルト*2で世界第一位から第三位までを占める銘柄を生産しています。山崎の味に代表するように「クセが少なく、飲みやすい」のが特徴。

山崎が美味しいと感じたのであれば、スペイサイドモルトを飲み進めてみてください。一番売れているのは「グレンフィディック」。次いで「ザ・グレンリベット」、そして「マッカラン」。個人的には「ザ・グレンリベット」がオススメです。飲み方はストレート、ストレートが厳しいならトゥワイスアップ*3で。

 

 

ザ・グレンリベット12年 700ml

ザ・グレンリベット12年 700ml

 

 

シングルモルト ウイスキー ザ マッカラン 12年 700ml

シングルモルト ウイスキー ザ マッカラン 12年 700ml

 

 

アイラモルトとは

アイラモルトとは、スコットランドの南西部にあるアイラ島で作られるウイスキーのこと。淡路島よりも一回りほど大きな島で、ウイスキーが主要な産業になってます。世界中で愛飲されているブレンデッドウイスキーに原酒としてブレンドされています。

余市を飲んだとき、ちょびっと正露丸っぽい味がしませんでしたか?ウイスキー界隈ではそれをピーティとかピート感、スモーキーなどといった表現の仕方をしますが、その感じが好きならアイラモルトも好きになれます。少なくとも私はそうでした。

アイラモルトは、山崎とかスペイサイドモルトに比べるとものすっごいクセのあるスコッチですが、ハマるとかなりの中毒性がある。僕もウイスキーを飲み始めた頃は「まっず!」って感じでしたが、今ではアイラモルトが一番好きなウイスキーになってしまいました。笑 世界中にも熱狂的なファンが多いんだとか。

一番のオススメは「ラフロイグ」。ガツンとくるピートがたまりません。ピートを若干抑えた香り高い「ボウモア」もなかなか。最強のクセを味わいたいなら「アードベッグ」をどうぞ。もちろんストレートかロックで。

 

 

 

アードベッグ 10年 箱入り 700ml
 

 

 

スコッチからアイリッシュウイスキー、バーボン、ジャパニーズへ

ウイスキーの生産区分としてスペイサイド地方やアイラ島をピックアップしましたが、それ以外にも世界にはウイスキーにはたくさんの種類があります。

まずよく紹介されるのが世界五大ウイスキー。実は日本のウイスキーも入ってるんですよ。

  1. スコッチウイスキー(スコットランド
  2. アイリッシュウイスキー(アイルランド
  3. アメリカンウイスキー(アメリカ)
  4. カナディアンウイスキー(カナダ)
  5. ジャパニーズウイスキー(日本)

スペイサイドモルトやアイラモルトはスコッチウイスキーに分類されます。バーボンはアメリカンウイスキーの一つ。販売されている種類の数としてはスコッチが圧倒的に多い。最近では伝統的な蒸溜所のみならず、世界的なウイスキーブームに伴い新進気鋭の蒸溜所もたくさんあります(クラフトバーボンなど)。

 

尽きること無い楽しさがウイスキーの魅力

このようにウイスキーには非常に多くの銘柄があり、尽きること無く楽しむことができます。一つの銘柄を取っても、その歴史や製法、原料、環境など背景を知る楽しさだけでなく、熟成年数や樽の種類による味の違いを知る楽しさもある。さらに何をツマミに飲むか、それも大きな楽しさの一つ。

もっともっとウイスキーを知り、もっともっともっとウイスキーを楽しみましょう。

 

最後らへんマジメな感じになりましたが、今からウイスキー飲みます。

では(^q^)

*1:スコッチはスコットランドで作られるウイスキーのこと。熟成年数や塾生場所、水や大麦等のみを原料にするなど法律で定められた厳格な定義がある。

*2:シングルモルトは一つの蒸溜所のみで作られるウイスキーのこと。日本では山崎、余市白州などが該当する。響や角、トリスやブラックニッカなどはブレンデッドウイスキーの一種。

*3:水とウイスキーを1:1で割って飲む方法